株式会社フォーデジットは、マレーシア・クアラルンプールに子会社FOURDIGIT MALAYSIA Sdn. Bhd.（以下フォーデジット マレーシア）を設立いたしました。当社にとって、タイのバンコク、ベトナムのホーチミンシティに続く、3つ目の海外拠点となります。

フォーデジットグループがデジタルデザイン業界で培った20年以上の経験と実績を基盤に、日本・東京本社と各拠点が連携することで、急成長する東南アジアのデジタルデザイン市場でデザインの価値を提供してまいります。

フォーデジット マレーシアはプロジェクト始動に向けて動き出しており、今後各国拠点と連携し事業を展開していきます。

東南アジア諸国の中心に位置するマレーシアは、コロナ禍からの経済活動の回復が早く、経済成長を続けています。ASEANイスラム金融の中心地としても知られ、金融サービスの急速なデジタル化をはじめ、様々な分野でデジタルテクノロジーの活用が進んでいます。国を挙げてデジタル経済の発展に取り組んでおり、2025年にはGDPの約1/4をデジタル経済が貢献することが見込まれ、今後のフォーデジットの東南アジア展開において重要な拠点になると考えています。

マレーシアは人口の約70%がマレー系、23%が中華系、7%がインド系の多民族国家で、国教および人口の約6割がイスラム教徒です（2022年マレーシア統計局）。言語・宗教・食事・生活習慣など多様な文化が複雑に交わるこの地で、デジタルデザインの取り組みはタイ・ベトナムとは異なるものであり、フォーデジットにとって拡大するイスラム市場への足がかりとなります。

フォーデジット マレーシアでは、若い優秀なメンバーを採用・育成していきます。それと同時に、拠点のある日本・タイ・ベトナムのチームや現地のパートナー企業との連携により、コンサルティング領域からデザイン、エンジニアリングまで一気通貫で取り組み、マレーシアのデジタルデザイン市場の牽引を目指します。

フォーデジット マレーシア設立に伴い、クアラルンプールに拠点を置くWebおよびモバイルアプリ開発を提供する会社Snappymob Sdn. Bhd.（以下Snappymob）と資本業務提携契約を締結いたしました。これにより、マレーシア市場におけるデジタルデザインのニーズ把握はもちろん、Snappymobの開発力とフォーデジットのデザイン力、両者の強みを活かして一貫したサービス提供が可能に。プロジェクト規模やデリバリー範囲が拡大し、価値創造の可能性を広げられると期待しています。

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