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2022.01.04
世界のクリエイターをつなげるコミュニティプラットフォーム「iDID」、シフトブレインと共同開発を開始
デジタル領域を中心としたクリエティブエージェンシーである株式会社シフトブレイン(本社:東京都港区、代表取締役:加藤 琢磨)と、同領域にてコンサルティングとデジタルデザインを提供する株式会社フォーデジットは、世界のクリエイターをつなげる、コミュニティプラットフォーム「iDID」開発プロジェクトを共同で開始いたします。これに伴い、シフトブレインとフォーデジットは資本業務提携契約を締結しましたのでお知らせいたします。
iDIDとは
iDIDの中心にあるのは、クリエイターが集う登録制のコミュニティプラットフォームです。世界のあらゆるプロジェクト、それに関わるクリエイターの情報を集約することで、活躍するクリエイターを賞賛し、彼らがつながり、世界により良いものが増えていくことを推進します。誰と何をしたのか?を見られるポートフォリオ・マネジメント機能や、誰と誰が相関関係にあるのかを可視化するネットワーク機能、そしてクリエイター達をつなげるコミュニティ機能などを搭載する予定です。本プロジェクトはものづくり補助金の採択事業として推進しており、2022年上半期にリリースを予定しています。
iDIDは、世界中にクリエイターの価値を広げて行くために、クリエイター同士がつながり、情報を共有しあえるような場を生み出したいと考えています。より有意義に、より良いクリエイティブを生み出せる世界をつくるために、さまざまな企画を構想中です。
- グローバルリサーチデータ
- クリエイターマネジメントサービス
- クリエイター交流会・イベント
- クリエイティブアワード
クリエイターの価値を、広く世の中に知らしめる野望を携えて
会社名や肩書きだけで人を知ることはできません。私たちが長年携わってきたデジタルデザインやクリエイティブの世界では、なおさらです。クリエイターにとってアイデンティティとなるのは「何を作り上げたのか?」「どんな仕事をしたのか?」ということです。
クリエイターはアウトプットのクオリティだけではなく、その意味や意義に寄り添いながら時間と情熱を注いでいます。いわゆるクリエイターの他にも、そこには多くの人たちが関わっていますが、そのチームや役割が表に出る機会はあまり多くありません。一方で、1人の力によってプロジェクトの質が大きく変わる場面も目の当たりにしてきました。雇用の考え方や働き方も大きく変わり始めています。会社名や肩書きではなく、個の力に期待する意識と、チームの関係性に対する重要性はどんどん高まってきています。
そんな中で「どんな仕事をどんなチームでやったのか?」という一番大切な情報が見えづらい、という現在の状況は変えていかなければならないと考えました。「iDID」は世界中のクリエイターが実績でつながる場所を提供し、世界により良いものが増えていくことを推進します。
業務資本提携について
株式会社シフトブレインと株式会社フォーデジットは、資本業務提携契約を締結しました。
同時に、シフトブレイン代表の加藤琢磨がフォーデジットの特別顧問に、フォーデジット代表の田口亮がシフトブレインの社外取締役に就任し、横断経営を相互に行うことで事業を推進します。
両社はともに2000年代初頭に設立し、現在までデジタルデザイン業界で数多くの実績を残しています。高いクリエイティビティーに強みを持つシフトブレインと、コンサルティングとデジタルデザインを実践してきたフォーデジットが協業することにより、デジタル領域における顧客体験に伴うトータルデザインサービスの実行力強化を行います。
シフトブレイン CEO 加藤琢磨
10年前、田口さんと渋谷のカフェでこの業界の未来について語っていた時に、同じ構想を描いていることに驚いたことを鮮明に覚えています。そこから何度か実現に向けて試みてきましたが、この度両社が創業20周年を迎えるにあたり、クリエイターの価値を高めていくことの重要性をより強く感じ、今回の提携およびプロジェクト始動となりました。若き才能あふれるクリエイターたちが本来の力を発揮し、イキイキと活躍できる明るい未来をつくっていく所存です。
フォーデジット CEO 田口亮
資本業務提携という形で、シフトブレインと一緒にプロジェクトを進められることを非常に楽しみにしています。日本を含めた世界中のデザイナーやクリエイター、ものづくりに関わる人たちが持っている素晴らしさが、まだまだ市場価値に反映されていないと感じています。20年以上デジタルデザインの業界でともに研鑽し、時代の変化を肌で感じてきた両社だからこそできることに取り組んでいきますので、ご期待いただけると幸いです。